国際赤十字・赤新月社連盟の原子力災害に対する取り組み
国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の原子力災害に対する取り組みは、1979年のスリーマイル島、1986年4月のチェルノブイリで発生した原子力発電所事故にさかのぼります。福島第一原発事故は、IFRCや赤十字各社に、改めて原子力災害の影響の大きさを認識させ、2011年11月に開催された総会において、IFRCや赤十字各社が原子力災害の被災者救援に役割を果たすことなどを盛り込んだ、「原子力事故がもたらす人道的影響に関する決議」を採択しました。
赤十字原子力災害情報センターでは、これまでにIFRCが取り組んできた原子力災害への取り組みについて、デジタルアーカイブで企画展として紹介してきました。これらの企画展をまとめて紹介します。
![]() - 2014年11月25日公開 - 日本赤十字社と国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は、2014年10月27から30日までの間、福島市で「第3回原子力災害対策関係国赤十字社会議」を開催しました。 |
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![]() - 2015年12月1日公開 - 2015年9月7日から5日間の日程で、第4回「原子力災害対策等関係国赤十字社会議」が、ドイツのベルリンにて開催されました。会議には世界15ケ国の赤十字・赤新月社、国際赤十字・赤新月社連盟、赤十字国際委員会、およびドイツ政府などが参加し、「原子力・放射線災害における事前対策および応急対応ガイドライン」の確認、各社および各国のCBRN(化学・生物・放射性物質・核)緊急事態への備えに関する取り組み報告や法的整備に関する情報の共有などが行われました。 |
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![]() - 2016年1月14日公開 - 国際赤十字・赤新月社連盟 (IFRC) と関係する赤十字・赤新月各社は、2011年11月の第18回連盟総会での、「原子力事故がもたらす人道的影響に関する決議」を具現化するための取り組みを行ってきました。2015年12月に開催されたIFRCの第20回連盟総会までの取り組みと成果について紹介しています。 |
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![]() - 2017年3月3日公開 - 国際赤十字・赤新月社連盟 (IFRC) とオーストリア赤十字社は、化学・生物・放射線・原子力災害緊急事態における事前対策ワークショップを2016年12月5日から9日の日程で、オーストリアのウィーンで開催しました。このワークショップの目的は、各赤十字社からの参加者に対して、IFRCの「原子力・放射線災害における事前対策および応急対応ガイドライン」に書かれている実用的な情報やツールを提供することです。ワークショップのサマリと結果を紹介しています。 |
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