赤十字すまいるぱーく

福島第一原発事故による放射線の影響に対する不安から屋外活動が制限されていた未就学児を対象に、室内で思いきり運動のできる場所を作りたいという思いから、屋内型プレイグランド「赤十字すまいるぱーく」を開催しました。2012年2月から2013年12月にかけて、福島県内の6都市で計13回開催しました。

赤十字すまいるぱーく企画展


本事業ついては、当アーカイブの企画展のページを設けています。詳細については、「赤十字すまいるぱーく」 をご覧ください。

開催実績


会場に大型エア遊具などを設置するほか、体操教室などのプログラムも実施し子供たちにのびのびと体を動かしてもらいました。また運動を得意としない子どものために読み聞かせなどのプログラムも実施しました。

開 催 日 時 開 催 場 所 来 場 者 数
2012年2月8日~2月17日 福島県青少年会館体育館(福島市)[PDF] 5,340人
2012年7月3日~7月13日 福島市南体育館 [PDF] 6,487人
2012年7月22日~8月3日 相馬市総合福祉センターはまなす館 [PDF] 5,297人
2012年9月30日~10月10日 いわき市南の森スポーツパーク南部アリーナ [PDF] 7,607人
2012年10月16日~10月25日 白河市国体記念体育館 [PDF] 4,775人
2012年11月14日~11月26日 スポーツアリーナそうま(相馬市)[PDF] 5,618人
2012年12月18日~12月27日 パルセいいざか(福島市)[PDF] 5,766人
2013年7月2日~7月12日 福島市南体育館 [PDF] 7,508人
2013年9月2日~9月12日 いわせ地域トレーニングセンター(須賀川市)[PDF] 5,052人
2013年10月16日~10月25日 白河市国体記念体育館 [PDF] 6,682人
2013年11月6日~11月13日 スポーツアリーナそうま(相馬市)[PDF] 5,371人
2013年11月21日~12月3日 郡山市総合体育館 [PDF] 12,346人
2013年12月8日~12月19日 いわき新舞子ハイツ体育館(いわき市)[PDF] 8,735人

日赤福島県支部担当職員のコメント


■ 実施背景
今回の東日本大震災および福島第一原発事故による放射線問題で、戸外での活動ができず運動不足あるいは精神的負担になっている子どもたちの大きな問題が福島県にはありました。

■ 被災状況
原発事故に伴う放射線の問題により、小さな子どもたちを持つ親は大きな不安を抱えていました。
屋外で遊べない子どもたちは、全国平均に比べ肥満と判断される子も多く出る結果となりました。

■ なぜ、すまいるぱーくを始めたか?
屋外で思いっきり遊ぶことができない子どもたち(未就学児)に放射線を気にすることなく遊んでもらう場所を屋内に作り、子どもの運動不足、ストレス解消をしてもらうこと、また親御さんにも安心でき少しでも不安を解消していただきたいとの思いから実施することにしました。

■ 被災者の状況
屋外の放射線への不安があり、子どもたちは外で遊ぶことが制限されていました。

■ 良かった点
どの会場でも子どもたちが元気に汗を流して遊んでおり、期間中は常に子どもたちが通ってくれました。親御さんは元より保育所、幼稚園の先生にも大変喜ばれました。テレビ、新聞にも多く取り上げられたので赤十字の復興支援活動が広く発信できたことも良かったです。

■ 困難だった点
復興支援事業の中でも大変規模の大きな事業だったこともそうですが、日赤としても初めての事業だったので、手探りの部分が多くありました。場所の選定、運営業者決定、遊具の選定、運営マニュアル、実施中の安全など、期間中は休むことなく作業が続きました。
支部職員全員、何かしらこの事業に係わることになり、スケジュールの調整も大変でした。