健康増進事業

2019/05/21

赤十字にこにこ健康教室


東日本大震災および福島第一原発事故で被災された高齢者の方々は、長引く避難生活や仮設住宅などでの不自由な生活により、身体やこころの健康に大きな不安を抱えています。このため、生活不活発病の予防や介護予防、環境の変化やコミュニティの崩壊による孤立・孤独を和らげるための健康教室を開催しています。また、最近は避難先ばかりでなく、避難指示が解除された地域でも、ふるさとへの帰還者を対象にした健康教室を開催しています。こうした取り組みを赤十字奉仕団員などと共に行うことにより、地域のボランティア活動のさらなる活性化も期待しています。

プログラム内容

【主 催】: 日赤福島県支部、地区分区、赤十字奉仕団、仮設住宅自治会

【会 場】: 仮設住宅団地等の集会所など

【対 象】: 概ね65歳以上の高齢者の方

【参加者】: 1回につき30名程度

【活動者】: 健康生活支援講習指導員
(他県支部の指導員にも協力いただいています)
地域赤十字奉仕団などの赤十字ボランティア

【内 容】: ① 健康チェック(血圧測定、体脂肪率測定)

② 健康生活支援講習・健康に暮らすために役立つ技術
(毛布を使ったガウン、ホットタオル、足湯、心肺蘇生、AEDの使い方、ストレッチ体操など)

③ 昼食

④ お楽しみ会
(ゲーム、民謡、ダンス、フラワーアレンジメント、リラクゼーションなど)

開催実績

2016年度および2017年度の開催実績を一覧表にまとめました。

2016年度赤十字にこにこ健康教室開催実績 [PDF]
2016年度は15回開催しました。2016年2月の浪江町からの避難者が居住する安達運動場仮設住宅(二本松市)での開催は、ANAとの共催で、バーチャルフライトや水引細工のストラップつくりのプログラムも加わり、ANA社員をはじめ参加者間での楽しい交流の場となりました。

2017年度赤十字にこにこ健康教室開催実績 [PDF]
2017年度は10回開催しました。原発事故により全村避難を余儀なくされた葛尾村では、避難指示解除(帰還困難区域を除く)から1年が経過した2017年6月、初めて村内で開催されました。赤十字にこにこ健康教室は現在も継続しています。

赤十字救急法等講習会


東日本大震災および福島第一原発事故の発生以降、長引く復興への道のりの中で、生活不活発病や生活習慣病の発症や悪化が心配されています。また、大災害を経験した県民の多くは今後新たな災害の発生を危惧しています。このため、日赤がこれまで培ってきた知見の集大成ともいえる各種赤十字講習会を県内各地で開催することにより、県民の不安の軽減に努めています。

プログラム内容

【主  催】: 日本赤十字社福島県支部、当該市地区及び分区、仮設住宅自治会等

【指 導 者】: 日本赤十字社救急法などの指導員

【講習時間】: 短期講習2時間程度

【人  数】: 10人~30人

【内  容】: ① 救急法…心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)による除細動のしかた防災教室など

② 幼児安全法…子供の事故を予防するために

③ 健康生活支援講習…健康づくりや介護予防、介護のしかた、肩や首のリラクゼーション、修了者にオレンジリングが付与される認知症サポーター養成講座

④ 防災セミナー…災害時の炊き出し、災害時の救急法、災害時高齢者生活支援講習、DIG(災害図上訓練)

開催実績

2016年度および2017年度の開催実績を掲載します。県内各地の仮設住宅の集会所、地域コミュニティーセンター、学校などで開催しました。2016年度からは認知症対応を含む健康生活支援講習や防災セミナーが増加しています。

2016年度救急法等講習会開催実績 [PDF] 36回開催
2017年度救急法等講習会開催実績 [PDF] 108回開催

避難地域住民交流会


避難者の多くは、県内外の仮設住宅や借り上げ住宅など各地に分散して避難している状況で、新たな地において近所付き合いや地域でのコミュニケーションも少なく、将来に不安を抱えています。また、かつて同じ地域に住んでいた旧知の仲間や知人と会う機会も少なく、寂しさを抱えていました。そこで、被災者が地域ごとに再会できる場を提供して、震災前のつながりを蘇らせる機会として、各町村の協力を得て交流会を開催しました。
なお、2016年度末までに大部分の町村で避難指示区域の解除が進んだことから、本事業は2016年度をもって終了しました。

開催実績

交流会は2012年度より一部町村で開催し、2016年度は下記の8つの町村で開催しました。

2016年度
参加人数 1,148人(8回の開催合計)
(被災住民参加数993人、日赤・町村協力者数155人)
開催自治体 広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村
プログラム内容 ・交流会:旧知の仲間や知人と再会、近況報告や想い出話などをしました。
・アトラクション:マジックショー、フラダンスショーなどを開催しました。
・記念撮影:プリントして提供いたしました。
会場 ・石川郡石川町母畑温泉「八幡屋」
・福島市飯坂温泉「ホテル聚楽」

2016年度の開催内容をまとめました。
2016年度避難地域住民交流会開催実績 [PDF]

スポーツ・レクリエーション


仮設住宅入居者および借上げ住宅入居者を対象に、日常生活で運動不足や身心のストレスの解消、健康増進を図ることを目的として、「パークゴルフ講習会」、「赤十字わいわいウォーク (ノルディックウォーキング)」などのスポーツを通じた交流会を開催しています。

プログラム内容

わいわいウォーク (ノルディックウォーキング)
ノルディックウォーキングは、クロスカントリースキー選手のトレーニングとして、ポールを持ってハイキングやランニングをした事からはじまりました。参加者間でわいわい話しながら歩くことで、健康増進につなげて行きます。

パークゴルフ
パークゴルフは、プレーに必要な用具は、クラブとボールとティの3点。打球の距離より、安全性を優先していますので、気軽に楽しむことができます。

開催実績

赤十字わいわいウォーク(ノルディックウォーキング)は2012年度から始めました。参加者の皆さんは、最初はポールを面倒そうに使っていた人が多かったのですが、慣れてくると楽に歩け、大人数で歩くと話もはずみ気持ちよく参加できたと話していました。パークゴルフでは、被災者の方に継続的は運動をしてもらえるよう、講習会も開催してきました。また、2016年には、初の試みとして、避難を余儀なくされた双葉郡8町村による町村対抗パークゴルフ大会が開催され、各町村内はもとより双葉郡全体の絆も深まった大会になりました。
これらの事業は2016年度および2017年度も継続して実施しており、現在も被災者のニーズに沿ったプログラムを提供しています。

主なプログラム 2016年度 2017年度
赤十字わいわいウォーク* 3回 2回
スポーツ交流会 1回
老人スポーツクラブ 1回
ウォーキング 2回
パークゴルフ交流会 4回 2回
パークゴルフ講習会 1回 1回
公式ワナゲ 1回

* 赤十字わいわいウォークはノルディックウォーキング

2016年度スポーツ・リクリエーション開催実績 [PDF]
2017年度スポーツ・リクリエーション開催実績 [PDF]