赤十字救急法等講習会

東日本大震災および福島第一原発事故の発生以降、長引く避難生活の中で、生活不活発病や生活習慣病の発症や悪化が心配されています。それらの病気の予防や対処方法を学ぶことを目的として、仮設住宅や借上げ住宅に入居している方および避難経験がある方を対象に講習会を開催しています。

プログラム内容


【主  催】: 日本赤十字社福島県支部、当該市地区及び分区、仮設住宅自治会
指導者】: 日本赤十字社救急法などの指導員
【講習時間】: 短期講習1時間30分
【人  数】: 10人~30人
【内  容】:
 ① 救急法 … 心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)による除細動のしかた、防災教室など
 ② 幼児安全法 … 子供の事故を予防するために
 ③ 健康生活支援講習 … 健康づくりや介護予防、介護のしかたを学ぶ、肩や首のリラクゼーション
 ④ 災害時高齢者生活支援講習 … 気をつけたい病気、役立つ技術、ボランティアをするためになど

開催実績


2011年度~2015年度の開催実績を掲載します。県内各地の仮設住宅の集会所、地域コミュニティーセンター、学校などで開催しました。
救急法等講習会開催実績 [PDF]

日赤福島県支部担当職員のコメント


・復興支援「赤十字救急法等講習会」は、主に4つの講習会に分かれています。

 1. 救急法講習会 … 心肺蘇生やAEDの使用法の習得
 2. 幼児安全法講習会 … 子供に起こりやすい事故の防止と手当
 3. 健康生活支援講習会 … 健康づくりや介護予防などの講習
 4. 水上安全法援講習会 … 海・河川等での事故防止、救助の方法など

・中でも救急法講習会は、AEDの普及に伴い毎年数多く開催されています。実際にAEDを目にする機会も多く、関心が高まっています。仮設住宅にも集会所などに設置されており、要望に応じて講習会を開催しています。

・幼児安全法講習会に参加される方は、お子さん連れの方も多く、講習に集中できず終わってしまうケースも見受けられるため、場合によっては託児スペースなどの設置も必要に思います。また、仮設住宅には小さいお子さんの居る世帯が少ないためか、幼児安全法講習会の需要は少ないです。

・仮設住宅入居者は高齢の方が多く、健康生活支援講習は必要なものですが、にこにこ健康教室と重複するところも多く、復興支援としての開催は少ないです。

・水上安全法講習会に関しては、復興支援としての開催実績はありませんでした。

・救急法講習会は万が一の備えであり、特に生活習慣病である脳卒中や心臓病で倒れた時の心肺蘇生を学んで、いざと言う時に備えて欲しいことや、仮設住宅集会所にはAEDが設置されている(日赤海外救援金により配備)ため、使い方を学んでほしいという狙いがあります。