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CBRN除染ユニット(Dekon V Unit)


Logistics Centerにて、除染ユニットについての説明と、実際の除染ユニットを使用してのデモが行われました。

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防護服の説明
 
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除染前のスクリーニング方法の説明
 
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傷病者の除染方法の説明
 
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汚染水回収タンク
  • ドイツ赤十字社には30の医療タスクフォースチームと、3つのモジュール、①CMD: casualty mass-decontamination unit(大量傷病者用除染ユニット)、②BHP-50: mobile medical treatment centre for 50 patients(移動医療処置センター<50人用>)、③Transportation (救急車)が装備されていており、これらのモジュールによりCBRN緊急事態などが発生した場合に備えている。
  • 除染ユニットを扱う場合には、従事者は6時間のメディカルコースを受けることが最低条件である。ボランティアも可能だが基本的にはパラメディカル(準医療者:医師以外の医療スタッフ)の対応を想定している。
  • 除染用には洗浄水を持参するが、手配できない場合は現地の水を使用する。
  • ドイツ赤十字社は、大規模災害で多数の患者がいる場合に対応することが想定される。
  • 除染ユニット(CMD)運用の課題として、①1時間あたり6人の除染が限界であること、②いかにホットゾーンから素早く患者を避難させかということ、③除染ユニット(CMD)の立ち上げに1時間以上かかるということが挙げられる。
  • ドイツ国内の医療機関については、全ての病院で除染済みの患者の受け入れ態勢が整っているわけではない。
  • 年に一度、消防とドイツ赤十字社による大規模訓練を実施している。
  • 幸運にも訓練のみで実際に使用したことはないが、発災した場合には2時間以内に出動することとされている。また、原則ドイツ国内のみの対応を想定している。
  • ドイツ赤十字社のCBRNユニットの対応範囲:
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エボラ出血熱に関するトレーニング


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防護服の正しい脱着方法の説明

ドイツ赤十字社のエボラ出血熱への対応の際、派遣要員が受けた模擬訓練について紹介がありました。また、Severe Infection Temporary Treatment Unit (SITTU)(重度感染治療仮設ユニット)の構造についても説明がありました。派遣要員は出発前にドイツ国内で模擬訓練を受け、リベリアに到着直後にさらに実地訓練を受けてから活動にあたりました。

  • ドイツ赤十字社の西アフリカでのエボラ出血熱への対応は、リベリア赤十字社とのジョイントミッションで行われた。およびベルギーとオランダのMSF(国境なき医師団)も対応した。
  • エボラ出血熱のワクチンや治療法はまだ確立されていないため、派遣要員の感染防止を徹底する必要がある。
  • エボラ出血熱感染防止防護服の着用時間はWHO(世界保健機関)のスタンダードで45分かかるとされているが、慣れてくると30-40分で着用できる。1日8時間勤務において1時間勤務して1時間休憩というパターンで、3~4回の交代がある。このため、脱着を何度も行うのはかなりの重労働である。特に、脱衣時は患者の吐しゃ物などを浴びていることもあるので、時間と注意を要し、手袋などのアイテムなどを一つとるたびに手を洗浄するということをくり返す必要がある。