2018年度の原子力災害対応基礎研修会の開催について

2019/02/22

 日本赤十字社(以下、日赤)は、東日本大震災と福島第一原発事故での教訓を踏まえ、救護班要員等が放射線環境下での救護活動に安全かつ安心して従事できるよう、放射線に関する基礎知識及び放射線防護資機材の使用方法等を習得することをねらいとして、原子力災害対応基礎研修会を2014年度から実施しています。

 2018年度は、第2ブロック(関東・甲信越)及び第4ブロック(近畿)で開催しました。

平成30年度日本赤十字社原子力災害対応基礎研修会(第2ブロック)開催報告


 日赤は、茨城県支部との共催により、2018年9月25日(火)に、日赤東京都支部において原子力災害対応基礎研修会を開催しました。

 本研修会には、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県の各支部及び日本赤十字社医療センターから72名が参加しました。参加者の多くは、同年11月4日(日)~11月5日(月)に茨城県において行われた原子力災害を想定した日赤本社・第2ブロック支部災害救護訓練に引き続き参加し、本研修会は、訓練に必要な知識をあらかじめ学ぶ機会にもなりました。


グループワークの発表に耳を傾ける参加者
(第2ブロック)

グループワークの発表に耳を傾ける参加者(第2ブロック)

 参加者からは、「グループワークでは、全員で自分や仲間の安全を守りながら、被災者の方にできる最大限のことについて考えることができた。」、「身近な中でも放射線との関わりが大きいことを改めて実感した。実際の現場では、被災者と寄り添うことが大切だとあらためて感じた。」などの感想が寄せられました。

平成30年度日本赤十字社原子力災害対応基礎研修会(第4ブロック)開催報告


 日赤は、滋賀県支部との共催により、2018年11月30日(金)~12月1日(土)に、長浜赤十字病院において原子力災害対応基礎研修会を開催しました。

 第4ブロックの6支部(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県及び滋賀県の各支部)から計49名が参加しました。


グループワークに取り組む参加者(第4ブロック)

グループワークに取り組む参加者(第4ブロック)

 研修会では、講義やグループワークのほか、滋賀県から講師をお招きし、滋賀県における防災計画等について講演をしていただきました。

 講演では、近隣の原子力発電所で原子力災害が発生した場合、避難までの流れ、避難先や避難経路等滋賀県の具体的な取り組みが紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていました。

 参加者からは、「行政の考え等具体的な話が聞けて良かった」「滋賀県の実践的な対応の話を聞いて、自分の県ではどのような対応をするのか知りたい」等の感想が寄せられました。