原子力災害における
救護活動ガイドライン・マニュアル等の改訂について

2019/01/15

 2018年11月、日本赤十字社(以下、日赤)は「原子力災害における救護活動ガイドライン」(以下、ガイドライン)および「原子力災害における救護活動マニュアル」(以下、マニュアル)等の改訂を行いました。ガイドラインおよびマニュアルの作成は、2011年3月に発生した東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故(以下、福島第一原発事故)における活動の経験と反省を踏まえ、将来、同様の災害が発生した場合に日赤として迅速かつ適切な人道支援活動が実施できることを目的として進めてきた、原子力災害対応への取り組みの一環です。

 ガイドラインは2015年3月に作成されました。幅広い活動を念頭に「事前対策フェーズ」、「応急対応フェーズ」、「復旧・復興対応フェーズ」に分け、福島での経験を踏まえ、それぞれの活動について記述しています。また、活動従事者の安全を確保するための基準も明記するとともに、原子力災害医療アドバイザーによる専門的な助言体制の構築についても記述しています。

 一方、マニュアルは日赤の救護班の活動を中心に記述したものであり、2013年5月に作成されました。福島第一原発事故の際には原子力災害を想定した救護班の装備や安全基準を用意していなかったため、福島県内での救護活動に一時的な制約が生じました。このため、将来の原子力災害に備え、救護活動中の安全を確保していくための活動指針や行動基準などを定めました。

 今回、ガイドライン、マニュアルおよび原子力災害における救護活動基準(以下、基準)の記述内容の一部見直しを行いました。ガイドライン、マニュアルおよび基準の詳細は、以下からご覧いただけます(いずれも最新版へのリンクとなります)。

「原子力災害における救護活動ガイドライン」[PDF]
「原子力災害における救護活動マニュアル」[PDF]
「原子力災害における救護活動基準」[PDF]

 同時に、「緊急被ばく医療アドバイザー会議」の名称を「原子力災害医療アドバイザー会議」に変更しています。原子力災害医療アドバイザー会議についての詳細は、以下からご覧いただけます。
原子力災害医療アドバイザー会議について