平成26年度 第2回原子力災害対応基礎研修会開催報告

2015/03/25


研修会全体の様子

研修会全体の様子

 日本赤十字社は、平成27年2月20日、本社を会場に「第2回原子力災害対応基礎研修会」を開催しました。
 本研修会は、東日本大震災の教訓を踏まえた原子力災害対策強化の1つの取り組みです。
 平成26年8月に開催された「緊急被ばく医療指定機関意見交換会」での検討内容や11月に開催された第1回研修会を踏まえ、日赤救護班要員である全国の赤十字病院の医師、診療放射線技師、看護師、事務職および支部職員を対象に、放射線の基礎知識や緊急被ばく医療アドバイザーとの協働、原子力災害に関する講演、サーベイメータなどの実習、活動期間・活動上限線量を仮定したうえでのケーススタディ等、原子力災害下において、救護班が安心・安全に行動できる知識・技術を習得するための研修が行われました。
 本研修会は、平成27年度も2回予定しており、次回は9月と11月に開催される予定です。

第1回研修会の内容についてはこちらからご覧いただけます。

※「緊急被ばく医療指定機関意見交換会」(意見交換会の内容についてはこちらからご覧いただけます
平成26年8月26日~27日に日本赤十字社本社にて開催。二次被ばく医療機関、初期被ばく医療機関、広島と長崎、福島の赤十字病院が一堂に会し、今後の原子力災害に対応できる体制を整備するための意見交換会を行いました。今回の基礎研修会には、この意見交換会に参加した福島赤十字病院の渡部副院長をはじめ、19人の医師・診療放射線技師が講師を務めました。

1. 研修の概要


(1)日時 平成27年2月20日(金)11:00~17:00
(2)場所 日本赤十字社本社 201会議室 他
(3)参加者 85人(全国の赤十字病院、支部)

(1)日 時 平成27年2月20日(金)11:00~17:00
(2)場 所 日本赤十字社本社 201会議室 他
(3)参加者 85人(全国の赤十字病院、支部)

2. 研修の目的


 救護班要員が、放射線環境下での救護活動に安全かつ安心して従事できるよう放射線や、緊急被ばく医療体制等にかかる基本的知識及び放射線防護資機材の使用方法を習得することを目的とする。

3. 主なプログラム



実習1:放射線防護資機材について

実習1:放射線防護資機材について
(1)救護・福祉部長の挨拶
(2)講義1:日本赤十字社の原子力災害への取り組み
(3)講義2:原子力災害時の救護班活動と緊急被ばく医療アドバイザーとの協働
(4)講義3:災害救護活動における放射線防護の基礎知識
(5)実習1:放射線防護資機材について(全員対象)
(6)実習2:サーベイメータ・個人被ばく線量計の保守管理と使用方法(放射線技師対象)
(7)グループワーク1:ケーススタディ(医師、看護師、事務職対象)
(8)グループワーク2:ケーススタディ(全員対象)
(1)救護・福祉部長の挨拶
(2)講義1:日本赤十字社の原子力災害への取り組み
(3)講義2:原子力災害時の救護班活動と緊急被ばく医療アドバイザーとの協働
(4)講義3:災害救護活動における放射線防護の基礎知識
(5)実習1:放射線防護資機材について(全員対象)
(6)実習2:サーベイメータ・個人被ばく線量計の保守管理と使用方法(放射線技師対象)
(7)グループワーク1:ケーススタディ(医師、看護師、事務職対象)
(8)グループワーク2:ケーススタディ(全員対象)

4. 議事概要研修会での意見


 研修会で参加者との意見交換会で出された議事内容については、平成26年度第2回日本赤十字社原子力災害対応基礎研修会議事概要 [PDF] からご覧いただけます。

5. 参加者の声


(1)マニュアルやガイドラインを周知させることが大切。救護班要員の安全や、送り出す家族、施設の安心をどのように担保するのか考えてほしい。
(2)自分たちの安全と救護活動とのバランスを取ることは非常に困難で、正解はない。しかし、今後も災害医療における中心的な役割を果たす必要があると思う。
(1)マニュアルやガイドラインを周知させることが大切。救護班要員の安全や、送り出す家族、施設の安心をどのように担保するのか考えてほしい。
(2)自分たちの安全と救護活動とのバランスを取ることは非常に困難で、正解はない。しかし、今後も災害医療における中心的な役割を果たす必要があると思う。

実習2:サーベイメータの使用方法

グループワーク2:ケーススタディの様子

実習2:サーベイメータの使用方法

グループワーク2:ケーススタディの様子