センター開設1周年を迎えて

2014/10/01

赤十字原子力災害情報センター開設1周年を迎えて
 

設置の背景


 赤十字原子力災害情報センターは、本年10月を以って開設1周年を迎えました。
 東日本大震災の発生から3年半が経過しましたが、福島県では県内外に現在も12万6千人もの方々が避難生活を余儀なくされており、復興はまだ道半ばの状況にあります。日本赤十字社では、この災害の体験を風化させることなく次世代に伝えていくためにも、原子力災害に関する情報や被災地の状況等についてデジタルアーカイブ等を通じて発信し続けていきたいと考えております。

この1年間の活動


 福島第一原発事故の教訓から、日本赤十字社では、原子力災害への対応の必要性を痛感し、今後の原子力災害に備えるため、「原子力災害における赤十字活動ガイドライン(仮称)」の策定に着手するとともに、策定途上で得られた原子力災害に関する情報をデジタルアーカイブとして収集・発信を行っております。これまでに971のコンテンツと301のポータルリンクを収録いたしました。また、アーカイブのコンテンツを一般の方にもわかりやすく紹介する7つの企画展を公開するとともに、双方向の対話が可能なセミナー等も開催し、その内容をデジタルアーカイブに公開して参りました。

今後目指すこと


 今後、赤十字原子力災害情報センターでは、デジタルアーカイブの主たるユーザーとして想定していた赤十字関係者や医療・救護団体等関係者以外に、原子力災害に対する防災・減災や放射線防護への意識の高まりに対応し、一般の方々にとっても有益で、わかりやすい情報の収集・発信に努めて参ります。また、原子力災害に備えるため、前述のガイドラインの普及活動も視野に入れた事業展開を図っていく所存であります。

新たな企画展


 当センターは、多くの皆様からのご支援、ご協力により開設から一年を迎えることができました。これを契機に、今後の当センターの役割や方向性を再認識するために、赤十字又は赤十字原子力災害情報センターに対する外部有識者からの声をお寄せいただくとともに、当センターの活動の軌跡等をわかりやすい形で順次掲載していくこととしております。

 今後とも皆様にとって少しでも役に立つ情報を提供し、より多くの皆様にデジタルアーカイブをご覧いただけますよう努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。

 
2014年10月1日  赤十字原子力災害情報センター